はやく人間になりたい

プライベートな時間の記録。タイトルは適当。

結局、人生はアウトプットで決まる

Windows95 のソフトウェアアーキテクトだった中島聡さんの著書の一冊。

 

結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術

結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術

 

 

この本には、アウトプットによって得られるメリットの話から始まり、

アウトプットの方法、中島さんの過去の体験事例に触れられています。

全体を一言でまとめると表題のタイトルになるというわけです。


 

以下、印象に残った内容を列挙してみます。

書いてある通りには表現されていませんが、ここはご容赦を。

 

 

  • 日本では、ディベートやプレゼンの教育がないので自発的に身につけていくしかない。
  • アウトプットするには、目的の明確化が最重要であり、テクニックは二の次。
  • 相当ブラックな作業をしていてもやり続けられることこそ、自分の好きなこと。
  • 国語で本来教育するべきは、読書感想文ではなく、事実をしっかり伝えるスキル。
  • プレゼンはおみやげが重要であり、一つのことでも伝われば御の字。
  • プレゼンのスライドには一番大切なことを敢えて書かず、口頭で伝える。あくまでコンテンツは自分。

 

全般的に、日本は教育制度やマネジメントが問題なのであって、

技術者としてのポテンシャルは世界的に見て決して負けていない。

だからもったいないよねー、という話がバックグラウンドにあっての主張でした。

 

 

私の体験としても、アウトプットしてみた方が仕入れた知識を整理できる

という意味で有効だと思っています。

なので、今の私は、勉強したこと、情報収集したことをなるべく資料化しています。

傍からは、無駄なことをしているように見えるかもしれませんが

時間をかけた分だけ知識は定着するので、とても有意義です。はい。

 

 

私みたいなオッサンよりも、学生さんや新入社員の方がターゲットな本でした。

 

ではでは。