はやく人間になりたい

プライベートな時間の記録。タイトルは適当。

全ての買い目を購入した場合の期待値

JRA主催のレースに関する馬券の払い戻し率は、
こちらのサイトによると次のようになっています。

 

(表1) 払い戻し率

馬券種別 払い戻し率
単勝複勝 80.0%
枠連馬連・ワイド 77.5%
馬単・三連複 75.0%
三連単 72.5%

 

JRAは、実際にこの払い戻し率でオッズを計算していると思うので
全ての買い目を購入すれば、長期的に上記の払い戻し率に近づいていくはずです。

 

しかし、実際のところはどうなんでしょう??
気になったので、調べてみました。

 

(表2) 全買い目購入時の平均払い戻し額 

年度 単勝 複勝 馬連 馬単 三連複 三連単
2010 70.07 76.98 58.70 60.01 54.91 59.90
2011 69.56 75.45 56.35 56.74 52.36 53.58
2012 74.76 78.20 61.01 63.42 59.80 64.55
2013 72.73 75.83 60.05 61.50 53.99 57.49
2014 73.66 74.46 59.11 58.64 51.29 53.36
2015 71.96 73.56 59.41 58.24 58.62 62.41
2016 74.08 73.07 60.61 59.21 50.77 53.67
2017 73.44 72.97 63.98 62.81 57.86 59.64
2018 71.36 72.43 55.47 55.83 49.97 51.29
トータル 72.41 74.78 59.43 59.62 54.41 57.35

 

この計算をする前は、端数切り捨て等による影響と

2歳戦の単勝が5%アップしたり、

プラス10の影響があったりする影響とが相殺し合って

単勝くらいは80%くらいになるんじゃあないかと思っていたんですが、、、

 

払い戻し率よりもかなり下回る結果となりました。

だからどうした、という話は特にないのですが、

1つのベースラインという形で数字が使えそうです。

 

 

結局、人生はアウトプットで決まる

Windows95 のソフトウェアアーキテクトだった中島聡さんの著書の一冊。

 

結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術

結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術

 

 

この本には、アウトプットによって得られるメリットの話から始まり、

アウトプットの方法、中島さんの過去の体験事例に触れられています。

全体を一言でまとめると表題のタイトルになるというわけです。


 

以下、印象に残った内容を列挙してみます。

書いてある通りには表現されていませんが、ここはご容赦を。

 

 

  • 日本では、ディベートやプレゼンの教育がないので自発的に身につけていくしかない。
  • アウトプットするには、目的の明確化が最重要であり、テクニックは二の次。
  • 相当ブラックな作業をしていてもやり続けられることこそ、自分の好きなこと。
  • 国語で本来教育するべきは、読書感想文ではなく、事実をしっかり伝えるスキル。
  • プレゼンはおみやげが重要であり、一つのことでも伝われば御の字。
  • プレゼンのスライドには一番大切なことを敢えて書かず、口頭で伝える。あくまでコンテンツは自分。

 

全般的に、日本は教育制度やマネジメントが問題なのであって、

技術者としてのポテンシャルは世界的に見て決して負けていない。

だからもったいないよねー、という話がバックグラウンドにあっての主張でした。

 

 

私の体験としても、アウトプットしてみた方が仕入れた知識を整理できる

という意味で有効だと思っています。

なので、今の私は、勉強したこと、情報収集したことをなるべく資料化しています。

傍からは、無駄なことをしているように見えるかもしれませんが

時間をかけた分だけ知識は定着するので、とても有意義です。はい。

 

 

私みたいなオッサンよりも、学生さんや新入社員の方がターゲットな本でした。

 

ではでは。

 

 

精神科医が教える3秒で部下に好かれる方法

紀伊国屋を歩いていたら、パッと目に入ったので買ってみた。 

「3秒」とか書いてあると、疑いつつも検証したくなってしまう性格。。。

思いっきり出版社の策略にハマっています(笑)

 

精神科医が教える3秒で部下に好かれる方法

精神科医が教える3秒で部下に好かれる方法

 

 

 

この本が書かれた背景は、著者が会社の産業医として働いてみて、

部下だけでなく上司も悩んでいるのだということに気づいたことにあるようです。

 

 

最初に書かれていたのは、嫌われ役を上司が買って出ないこと。

まずは部下に好かれること、とあります。

 

この背景は、好きな上司の言うことは聞いてくれる、

という点を活用するということにあります。

厳しいことばかり命令で言うのではなく、応援する側に立って発言することが大切。

 当たり前のように聞こえるけれども、実際の行動が違っている人は多いですよね。。。

 

ちなみに、「頑張れ」は命令なんだそうです。

部下を応援したければ「頑張れ」と言ってはいけない、という旨のことが

書いてあるのを読んで、ハッとしました。

気を付けたいところです。

 

 

この後は、部下のタイプ別に記載がありました。

愚痴が多い部下、高すぎる評価を求める部下、指示待ちニンゲンな部下、

失敗して自信喪失な部下、仕事を抱えすぎていっぱいいっぱいな部下。

共通してやるべきは、事実を最大限に認めてあげることであり、

部下に過剰に寄り添うのは逆効果であるという点。

 

また、部下が何かやらかしてしまった場合は「なぜ」よりも

「どうやって」にターゲットを充てる方が良いという。

部下にとって上司からの「なぜ」は圧迫に感じられるからとのことだった。

 

私が教育担当向けの研修を受けたときは、

講師から話をきちんと聞きましょう、というスタンスで

「どうして」と聞くのを推奨されたのですが、これは逆効果なんだと。

自分で考えさせるという視点は良いのですが、圧迫に感じられたら

病んでしまう恐れがあるとのことなので、注意したいと思いました。

 

あと、部下の話はじっくり聞きに行くのではなく、

サラッと聞いた方が良いと著者は言います。

それは、失敗の内省を繰り返させないようにすることと

上司依存にならないようにするための2つの理由から。

こう言われてしまうと、確かにじっくり聞いていくのは

時間の面で効率的ではないと感じます。

 

 

そんな感じで、部下のタイプ別に具体的なアプローチが記載されているので

そのタイプに当てはまるような部下がいるならば

読んでみる価値があると思う本です。

 

 

個人的には、やる気があるのは良く分かるんだけど、

こちらの言うことを最後まで聞かずに暴走しちゃう部下に対して

どう対応するべきなのかが書かれていると

私にとっては有益だったり・・・(笑)

 

「いつでも転職できる」を武器にする

超がつくほど人手不足と呼ばれている世の中になっている一方で、
会社の金がなくリストラをせざるを得なくなった企業の存在もある。
そんな中で自分はどうやって生きていくのが良いのだろうと
考え始めていたところにお見かけした本。

 

 


本の内容をざっくり言うと、
自分自身のキャリアを棚卸しするためのあれこれ
といった感じのもの。
転職するためのHowTo本ではない。


印象的だったことをザザッと書き出してみると、こんな感じ。

 

  • あなたは、どんな点に「ありがとう」と言われたのかで、
    自分の持ち味を抽出してみるといいよ。
  • 会社の導入期、成長期、安定期、衰退・再生期では
    それぞれ求められるものが違うので、
    あなた自身のタイプはどの時期が得意な性格なのかを見極るといいよ。
  • スキルはレベルアップではなく、スライドを狙った方がいいよ。
  • まだ若いんだったらポータブルスキルを身につけた方がいいよ。
  • 定期的にキャリアは棚卸しした方がいいよ。


私にとって特に収穫だったのは、
会社のどのフェーズが自分にとって得意なのか、
という点を知った方が良いということ。
本には、どういう性格の人がどのフェーズと合っているのかが
リストで表現されていたので、
私のケースを当てはめてみると、成長期の方がマッチしていそうな感じだった。
これも1つの発見だったかも。

 

別の視点で収穫だったのは、
キャリアはスライドの方が良いという旨が書かれていた点。
私の場合は、できれば1つの道を究めたいといった思いが強いにも関わらず、
2年くらいで担当業務がガラッと変わっていくので、
自分は何をしているんだろう・・・と思うことが多くなっていった。
でも、それが逆に強みになっているのを知り、過去を肯定された気になった。


ポータブルスキルは、若手ならばマジメに獲得しに行った方が良い、
というのは同感。
さもないと「私のようになるよ」という感じでしょうか(笑)
若手の技術者でも、やっぱり優秀だと感じるのは、
技術力が突出しているタイプではなく、
自分が取り扱う技術に対して、
相手にメリットを感じてもらえるように話すタイプ。

 

スピードが求められているのに、
精度をじっくり高めていく作業に時間をかけるのは
とても馬鹿げていて、こういうタイプを見ると課題形成能力がないんだな、と。

・・・まあ、過去の自分のことを言っているんですけどね(笑)

 


この本は、アラサーなビジネスマンが1つの危機管理として備えるために
読むっていうのが相応しい気がしたけれども、
オッサン真っ盛りの残念タイプな私にも結構勉強になることがあった。
折角なので、キャリアを整理してみようかなっ♪

 

すべての仕事は10分で終わる

ジュンク堂でビジネス本コーナーを歩いていたときに見かけて

ついつい買ってしまった本。 

元LINE社長の森川さんの著書の1冊。

 

 

1つのタスクは10分を目安にとっとと終わらせて、
ジョブにできるだけ時間を割くようにした方が良い、という話し。

 

森川さんの言うジョブとタスクはそれぞれ次の通りである。

 ジョブ・・・頭を使わなければいけない仕事
 タスク・・・頭を使わなくてもやっていける仕事


ビジネスパーソンの価値は、どれだけ何らかの課題に対して
答えを見つけてこれるかにかかっている。

この価値を高めるにあたり、限りある時間の中でジョブに
できるだけ時間を割いたほうが良い。

ジョブに時間を多く回せるようにするためには、
タスクをいかに早く処理できるかにかかっている。

このタスクを早く処理するための考え方がこの本に書いてある。

 

多くの仕事は、小さいジョブとタスクの塊として構成されているので、
まずは仕事をプロセス毎に分解して考えることが大切であると言う。
そうすると、1つの大きな塊としては大きなジョブとして見えるけれども、
小さい塊にして並べてみれば、大部分はタスクで構成されていることが多いともある。


これらに書いてあることは、プロジェクト管理をする上で基本的な話しでもある。
大きな塊となっている1つの大きな仕事を細分化できなければ
現場の方に仕事を依頼することができない。
ある程度のマッピングをすることなしに仕事を依頼してしまうと、
現場は迷子になってしまって、無駄な仕事が多く発生してしまう。

また、振り返りは重要であるとも書かれている。
これは作業見積りの精度を上げる上でも重要である、と。
これは私も同感で、計画時点での自分の考えと、
実際にやってみた結果を比較することで
自分が分かっていなかったことに気づけるという体験は結構してきた。
今の私にとって、帰りのバスの中での振り返りは、もう日課である。

 

ちなみに、本の冒頭では、仕事を遅くするファクターを
次のように分類している。

 (1) いい人すぎて仕事を抱えすぎる
 (2) 1人で全部やろうとする
 (3) 自己満足に浸っている
 (4) 集中力が切れやすい
 (5) 今やるべきことが明確になっていない
 (6) 読みが甘い


これらは、現場個人の問題というよりは、
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーが
実際にやるべきことをやっていないことによって起こる気がするように思った。

具体的には、

  • どういうやり方で目指すべき場所にたどり着きたいのかを明確にできていない。
  • 仮に目指すべき場所等を明確にできていたとしても、このことを現場の人間にきちんと納得してもらえていない、或いは納得してもらえるように調整できていない。
  • 実際の現場の状況を把握し、必要に応じて軌道修正をかける作業をサボっている。

 

といったことができていないことによって発生するように思う。


なので、タイトルの表現自体は少し極端だけど、
この本はプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーが
ターゲットだったりするのかなぁ、と感じた。


本に書いてあるようにすれば、
必ず仕事は10分で終わる、というものでもないとは思う。

しかし、仕事の進め方を具体的にイメージしながら
プロセス毎に分解してみること。
そして実行後はきちんと振り返り、その知見を次回に活かすこと。

 

私自身、普段意識しながらやってはいるものの、
なかなか次に活かせてないかもなぁ・・・なんて感じた。

 

せっかくなので、1つや2つは森川メソッドを取り入れてみようかと思った。

 

南長野乗り鉄日帰り旅行(5)

さて、野辺山駅を出る。

 

さようなら、JR駅で一番標高の高い駅。

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そうそう、駅名標にパラボナアンテナのイラストが入っていた理由。

それは、野辺山宇宙電波観測所があるから。

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確かに、障害物がなくて、宇宙からの電波をクリーンにキャッチできそう。。。

 

 

そして、JRの線路の中で最も標高の高いポイントを通過。

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あとは山を下るだけ。

 

で、JR駅の中で標高が2番目に高い、清里駅

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甲斐大泉駅。

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山を下っていくよ〜

後部車両から外を眺めていると、下っていく様子がよく分かる。

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森のなかの踏切。

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甲斐小泉駅。

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中央本線の線路が見えてきた。

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終点、小淵沢駅

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どんな駅弁なんだろうか??

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一旦改札を出て、駅撮してみる。

それにしても、改札から外に出るのが面倒くさい駅だ。。。

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さてさて、今度はホリデー快速ビューやまなし号。

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駒ケ岳でしょうか。。

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甲府を過ぎて、石和温泉

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住宅街を高いところから見下ろした景色。

これぞ、高みの見物だ!!(笑)

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勝沼ぶどう園駅。

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立川到着。

ここから、最寄り駅に向かって帰っていきました。

 

 

小海線、やっぱり景色が良いですね。

楽しかったです。

 

 

さて、残った1日分の18きっぷ。

どこに行くときに使おうかな〜っと。

 

 

おわり。